top of page

日英イノベーション連携の“次のフェーズ”へ

2026年5月27日、東京・日本橋にて「Harwell Japan Night — Toward HJD2026」を開催いたします。

本イベントは、英国オックスフォードシャーに位置する世界有数のイノベーション拠点 Harwell Campus と、日本の研究・産業・政策・スタートアップをつなぐ実践的な対話の場として設計されたものです。


■ なぜ今、Harwellなのか

日本発の優れた研究・技術は数多く存在します。しかし、それらを事業化し、グローバル展開に接続する導線は依然として限定的です。

Harwellは、そのギャップを埋めるための現実的な「ハブ」として機能します。

  • 研究 → 事業 → 国際展開

  • スタートアップ → 投資家 → 産業実装

これらを一気通貫で設計するための拠点として、英国・Harwellエコシステムをどう活用するかが、今回の議論の中心テーマです。


■ イベントの位置づけ(単なる交流会ではない)

本イベントは、2025年に英国で開催されたHarwell Japan Dayの成果を踏まえた“戦略レビュー+次期設計”セッションです。

具体的には:

  • Harwell Japan Day 2025 の成果と課題の共有

  • 日英政府・支援機関の期待と支援方向の可視化

  • HJD2026に向けた具体的な連携テーマ創出

  • 研究者・企業・スタートアップの直接接続

単なるネットワーキングではなく、次の国際共同研究・事業の種をその場で設計する場として設計されています。


■ どのような方に適しているか

以下のような課題を持つ方にとって、実務的な価値があります:

  • 海外展開を検討しているが、入口が不明確

  • 自社技術の応用先・共同研究先を探している

  • 英国・欧州での事業化の具体的ルートを知りたい

  • 政策・研究・産業を横断したネットワークを構築したい


■ 開催概要

  • 日時:2026年5月27日(水)17:00–19:30

  • 会場:日本橋ライフサイエンスビルディング

  • 形式:トークセッション+ネットワーキング

  • 主催:Biospire株式会社

  • 共催:Earth Mk.Ⅱ Lab

  • 参加費:無料(事前登録制)

  • 定員:100名


■ 登壇者(予定)

  • 経済産業省

  • 英国大使館(調整中)

  • 産業・スタートアップ関係者

  • Harwell / 英国側イノベーション関係者

日英双方のキーパーソンが集まり、政策・研究・ビジネスを横断した議論を行います。


■ 最後に:このイベントの本質

Harwell Japan Nightは、単なるイベントではありません。

これは「日本の研究を、どう世界の事業に変えるか」という問いに対する、実践的な答えを探る場です。

そして同時に、2026年10月に英国で開催されるHarwell Japan Dayへとつながる“起点”でもあります。


■ 参加登録

詳細・参加登録はこちら:イベント詳細ページを見る


このたび、Harwell Japan Day 20262026年10月21日に、英国オックスフォードシャーのHarwell Campus(Quad3)にて開催することを正式に決定いたしました。

2025年に初開催された本イベントでは、日本の企業・研究機関と英国のイノベーションエコシステムが一堂に会し、多くの具体的な連携の可能性が生まれました。今年はその成果を踏まえ、さらに実践的な連携へと発展させてまいります。


日本の町工場・スタートアップの発表機会を拡充

2026年は特に、日本の町工場やディープテック・スタートアップの発表機会の拡充に注力いたします。

これまでの「紹介」中心の枠組みから一歩進み、

  • 実装可能な技術の発信

  • ピッチおよびデモ機会の拡大

  • 英国企業・研究機関・投資家との直接対話

を通じて、現地での事業化・共同開発へとつなげる場として設計いたします。


プレイベント:Harwell Japan Night(東京・5月27日)

本イベントに先立ち、2026年5月27日に東京にてプレセッションとなるHarwell Japan Nightを開催いたします。

本セッションでは、

  • 日英のキープレイヤーによる講演・ディスカッション

  • 参加者同士のネットワーキング

  • 英国展開に向けた初期的なマッチング

を行い、10月のHarwell Japan Dayに向けた議論と連携を加速させます。

会場は日本橋ライフサイエンスビルを予定しており、日本国内からの参加者にとってアクセスしやすい形で実施いたします。


「接続」から「実装」へ

Harwell Campusは単なる研究拠点ではなく、研究・産業・投資が一体となった実装型のグローバルイノベーション拠点です。

Harwell Japan Dayは、日本の優れた技術をこの環境に接続し、

  • 共同研究

  • PoC(概念実証)

  • 事業化

へとつなげることを目的としています。


今後に向けて

Harwell Japan Day 2026は、日本と英国を結ぶイノベーションパイプラインをさらに強化し、より多くの具体的な成果創出を目指します。

本年は、より多様な企業・スタートアップの皆様にご参加いただき、グローバル展開への第一歩を踏み出す機会となることを期待しております。

皆様のご参加を心よりお待ちしております。


これまで日本のスタートアップのグローバル展開は、中央政府主導で強く推進されてきました。 その象徴が、スタートアップ5か年計画です。

本計画により、資金供給・制度整備・海外接続の枠組みが一気に整備され、日本のスタートアップは「グローバルに出るための土台」を獲得しました。

一方で、この計画は現在、終盤フェーズに差し掛かっています。

これは何を意味するか。

「支援される側」から「自走する側」への移行

すなわち、今後は中央主導のトップダウンではなく、 各地域・各プレイヤーが自らグローバルに接続していく段階に入るということです。


構造変化:地方・中核都市へのシフト

この流れの中で、次に台頭しているのが地方、特に中核都市発のイノベーションです。

地方都市は、以下の構造的強みを持ちます:


  • 大学発の研究と

  • 町工場・製造業の技術基盤が

  • 地理的・関係性的に近接している


つまり、研究から実装までが一気通貫で接続可能な構造です。


一方で顕在化するPain(課題)

しかし、地方都市がグローバル展開に進む際には、明確な障壁が存在します。

1. 保守性(意思決定の遅さ) 新しい取り組みや海外展開に対して慎重であり、結果として機会損失が発生しやすい。

2. グローバル人材の不足 特に以下が不足しています:


  • 英語を含むコミュニケーション能力

  • 海外投資家・企業との交渉経験

  • IP・規制・契約に関する実務知識


3. ネットワークの断絶 中央(東京)には存在するグローバル接続の回路が、地方には十分に存在しない。


それでも「隠れた競争力」がある

重要なのは、これらの課題の裏側に、非常に強いポテンシャルが存在している点です。

地方中核都市には:


  • 世界的にもユニークなニッチ技術(町工場を中心に)

  • 長年蓄積された製造・加工ノウハウ(数十年、数百年単位の老舗技術)

  • 大学との実質的な共同研究基盤


が存在します。

これは、単なる研究成果ではなく、

「すぐに応用可能な技術」

であるケースが多い。

つまり、適切な接続さえあれば、

極めて短い距離でグローバル市場に到達できるポテンシャル

を持っています。


英国という最適な接続先

このポテンシャルを引き出す上で、英国は極めて合理的なハブです。

オックスフォードおよびハーウェルキャンパスを中心とするエコシステムは、


  • 研究から事業化への導線が明確

  • 宇宙・エネルギー・ライフサイエンスなどの産業クラスターが集積

  • 投資・知財・規制が高度に整備


されており、

地方発の技術をそのままグローバルアプリケーションに接続する「変換レイヤー」として機能します。


Biospireの役割:ノウハウの「地方還元」

これまでBiospireは、中央政府プロジェクトを通じて、


  • 日本のスタートアップ

  • 英国・欧州のエコシステム


を接続してきました。

今後はこの知見を、

地方中核都市へそのまま移植・展開するフェーズ

に入ります。

単なる支援ではなく、


  • グローバル接続の設計

  • 実装可能なビジネス導線の構築

  • エコシステム内部へのアクセス提供


を通じて、

「地方発 → グローバル実装」モデルの標準化

を目指します。


結論

日本のイノベーションは、いま明確な転換点にあります。


  • 中央主導の整備フェーズ(スタートアップ5か年計画)から

  • 地方主体の実行フェーズへ


そして、

本当に価値のある技術は、すでに地方に存在している

あとは、それを世界に接続するだけです。

構想を、現場で動かす。

Early-Stage Technology Management

© 2026 Biospire

bottom of page